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zoom RSS フランス系ミッションスクールでは「ラ・マルセイエーズ」を歌うらしい。生徒は意味を知っているのだろうか

<<   作成日時 : 2017/05/11 05:40   >>

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 ネットで「報道特注(右)」を見ていたら、そこに出ている築地の魚屋の3代目の生田與克(いくた よしかつ)氏が、暁星中学・高校の出身だと語っていた。そして卒業式などには「君が代」と「ラ・マルセイエーズ」を歌うのだという。
 暁星と言えば有名なお坊ちゃん学校でフランス系のミッションスクールだ。生田氏も3代目のお坊ちゃんと言うことでそこに入ったのだ。なるほど暁星はフランス系だからフランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」を歌うのかと思った。しかしここは日本なのになぜフランス国歌まで歌うのかとは思ったが、生徒たちはフランス国歌とはあまり意識していないのかも知れない。ただフランスの威勢の良い歌ぐらいに思っているのだろう。
 ところで生徒たちは「ラ・マルセイエーズ」の内容を知っているのだろうか。フランス革命の時に作られたくらいの説明はあるだろう。しかしその内容までは知らないというのが大半ではないか。暁星は幼稚園、小学校、中学校、高等学校とある。幼稚園に入った時から歌うのかどうかは知らないが、学校内では時々は流れるだろうからメロディはひとりでに耳に入ってくるだろう。高校生になればどんな内容の歌詞か関心を持つ者も出ているかも知れない。
 「ラ・マルセイエーズ」はフランス革命の時に生まれただけに、その歌詞はかなり血なまぐさい。詳しい事はネットで調べて欲しいが、要約すれば獰猛な敵をやっつけろ、彼らの血で我々の耕地を染めろ、市民たちよ武器を取れ……と全部で7番まであるのだ。革命がヨーロッパ全体に広まるのを恐れた外国の軍隊がフランスに侵入してきたら断固として打ち払うぞという決意が述べられている。
 しかしいかにも血なまぐさい、おそらく世界でも1,2を争うくらいだろう。そこで歌詞を変えようとする動きが何度もあったが結局はそのままになっている。このような歌を今でも歌うのか、フランス国内でなら不思議ではないが外国でも歌うのかとすこし疑問を感じる。また生徒が歌の意味を知ったらこんな恐ろしい歌は歌いたくないと言い出すかも知れない。
 ところで暁星にも校歌はある。昭和11年に北原白秋作詞、山田耕筰作曲という超豪華な校歌だ。暁星の案内には校歌が生まれるまでの間はラ・マルセイエーズやほかのフランスの歌を行事の際には歌っていたという。何度も聴いている内には意味など考えずに覚えてしまうだろう。
 他のフランス系のミッションスクールではどうなのだろうか。鹿児島の「ラサール」ではどうかな。同僚にそこの出身者がいたが聞くのは忘れた。函館にも「ラサール」があるようで、どうやら歌うらしい。まあどの歌を歌うかは学校が決めることで外部の者がとやかく言うことではない。外部の者には単なるフランスの歌にすぎない。
 それに「ラ・マルセイエーズ」をフランスで歌ったら、周囲の者がおやっと思うかも知れない。そこからどこで覚えたのだなどと会話のきっかけにあるかも知れない。もっともフランス語ができないといけないが。
 「ラサール」校は「La Salle」校で設立者の名前から採っている。また「salle」は教室の意味でもあり、学校に相応しい。以前はスペイン語の「La sal=塩」から採ったと思っていた。これは聖書では「地の塩」で「世の指導者」の意味で使われている。どれを採っても「ラサール」校には相応しいとは思う。ちなみに「塩」が女性名詞になるのはスペイン語だけだ。ラテン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語すべて男性名詞だ。
 
 

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