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zoom RSS 文在寅「光州民主化運動の精神を憲法前文に盛り込む」、韓国憲法前文に何が書かれているか。

<<   作成日時 : 2017/05/20 05:55   >>

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 韓国の新大統領文在寅が「光州事件」の追悼行事の際に、演説で「新政権は光州民主化運動の延長線に立っている」と述べ、運動の精神を憲法前文に盛り込むと約束した。ではその韓国憲法前文には何が書かれているのだろうか。
 「悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は、3・1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継承し…」と続く。
 「悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は」の部分はまあそのままにしよう。次に続くところが大切だ。「3・1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統と」のところにある3・1運動とは1919年3月1日に起きた事件だ。第一次世界後の「民族自決」の原則に則り、独立宣言を発表しパゴダ公園で「万歳」を唱えた。しかし代表たちが逮捕されその抗議の運動が全土で展開された。総督府は軍隊を出して鎮圧、朝鮮側の資料では死者7509名、逮捕者が5万人近くに達したというが、日本側は死者は357名、逮捕者は約2万7000人としている。
 この運動をきっかけに統治方針を「武断政治」から「文化政治」に変更した。ここまでは分かる。しかし次の「大韓民国臨時政府の法統と」は納得いかない。臨時政府とは李承晩や金九らによって、中華民国の上海市で結成された朝鮮の独立運動組織だ。だがどこの国も認めていない。また彼らの間の内紛によりますます国際的評価は落ちていった。
 つまり世界のどの国も誰も認めていない組織なのだ。その「法統」を継ぐとはまさにファンタジーの世界だ。
 「不義に抗拒した4・19民主理念を継承し…」だが、この「4・19」とは1960年の3月に行われた第4代大統領選挙の不正に反発した学生や民衆の最も大規模なデモが起きた日だ。これにより李承晩は下野した。しかし翌年には朴正煕のクーデターにより軍政に突入し永く続くことになった。
 なるほど韓国では朴槿恵退陣要求のローソクデモも4.19運動と同じように民衆のデモで政権を倒すことができるそのような土壌はあるのだ。しかしそれが世界の4大革命の一つというのは大げさだろう。
 このような前文に光州民主化運動を入れるというが、実際にはどうなるのだろうか。次のようななるのかな。「3・1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継承し、さらに平和的に行われたローソクデモの精神に則り…」、まあ文面はもう少しましなものにはなるだろうが。
 どうも自分たちを買いかぶっているような気がする。それほど民主主義が発展している国なのだろうか。民主主義を文字通りに解釈すれば「民主」だから民衆が主体でその気持ち、感情を優先するとでも言うのだろうか。それよりも何よりも法による統治、国際的な常識に沿った政治をしてもらいたいものだ。

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