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zoom RSS 昨日のフセインを扱ったNHKアナザーストーリーズを見てアメリカの中東と東アジア政策を考えた。

<<   作成日時 : 2017/08/02 08:57   >>

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 8月1日のNHKアナザーストーリーズ「フセイン拘束作戦の現場指揮官、元CIA、愛人らが独裁者の素顔を証言」を見て考えたことがある。それはアメリカの中東政策と東アジア政策には大きな違いがあるということだ。
 放送は3つの部分で構成されている。1番目はフセインを捕捉するまでのこと。3番目はフセインの愛人として(本人は愛人ではないといっているが)30年を生きた女性のこと。この2つにはあまり関心がない。ただフセインを隠れていた穴から引き出す場面、口の中を検査する場面(当時は口の中まで大量破壊兵器を探したという冗談が流れた)、敗れたとは言え一国の大統領のこのような屈辱的な場面をよくも流したものだと改めてアメリカのいやらしさを思った。
 関心があったのは2番目のフセインに対するCIAエージェント、ニクソンの証言だ。アメリカはイラク開戦の理由、大量破壊兵器をやっきになって見つけようとしたが、どこにも見つからずまたフセインも核兵器など持つつもりもなかったことが分かった。またアルカイダとの関係もゼロだった。戦争をしかけた理由がことごとくなくなってしまったのだ。この報告を受けたアメリカ政府首脳はなかなか信じようとしなかったが、ついにパウエルもなかったと発表した。
 なぜアメリカはイラクが核兵器などの大量破壊兵器を持つことをあれほど恐れたのか、それは核を持てば必ず同盟国イスラエルを攻撃することが明らかだからだった。そうなればイスラエルが核を持っているのは公然の秘密だから、核には核をの戦争が中東で起こりそれが世界に拡散する恐れがあるからだ。イランが核を持つことを恐れるのも全く同じ理由だ。
 東アジアを見てみよう。北朝鮮は核兵器を持っている。運搬手段も鋭意開発中で間もなく実戦配備できる。アメリカ本土も決して安全とは言えない状況になっているのだ。明らかにレッドラインを超えているのだ。中東では核疑惑があっただけでその国を倒す、東アジアでは核を持っている国が存在しているのに、何もしないのか。対応が明らにことなる。もっとも東と西では状況は違ってはいるが。
 イラク攻撃に踏み切ったのは9.11事件があったことも理由だ。しかしこれは単なる口実に過ぎなかったようで、ネオコン連中は最初から戦争をしたかったようだ。今回は朝鮮半島に多数のアメリカ軍人、民間人がいるし日本にもいる。そう簡単に戦争に踏み込めないだろう。
 いずれにせよ、日本の周辺はますます緊張が高まってきている。とはいっても我々には何も出来ない。ただ状況の推移を見守るだけだが。

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