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zoom RSS 「極東共和国」という国があった。ソ連の日本に対する緩衝国だったという。知らなかった。

<<   作成日時 : 2017/10/07 09:19   >>

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 ある本を読んでいたら1920年代の初めに「極東共和国」という国があったと書かれていた。わずか2年の短命で終わった国でソ連が日本のシベリア出兵に備えて作った緩衝国家だという。そんな国があるとは習わなかったし初めて知った。
 国名は「ダリニヴァストーチュナヤ・レスプーブリカ」とカタカナで書かれていた。後半の「レスプーブリカ=共和国」は分かったが、前半がよく分からなかったので辞書とWIKIで調べて納得した。「極東」はロシア語で「ダーリニ バストーク」だ。「バストーク」は「ウラジオストック=ブラジバストーク」で「東」だ。
 残りは「ダーリニ」の部分だ。ここまで来ると何となく分かった気がした。英語の「極東」は「Far East」だから「ダーリニ」も「遠い」だろう。辞書を引くと(「空間的)に遠い、はるかな」とある。つまり英語と同じ発想だ。私のロシア語の知識はこの程度で大したことはない。
 本題に戻る。「極東共和国」はバイカル湖より東のシベリア鉄道やアムール川に沿った地域とある。現在では現在のブリヤート共和国やハバロフスク地方、沿海州などに当たるという。日本が後で作った満州国に接する地域だ。
 ロシア革命後に「革命軍によって囚われたチェコ軍団を救出する」と言う名目で実質的にはソビエト政権打倒を目的として日英米仏伊の軍隊がシベリアへ出兵した。その主力は日本軍だ。
 ソ連としては東西双方には手は回りかねたし西側の防備に力を注いだので東側には日本との直接対決を避けるために緩衝地帯を設けたのだ。その後ソ連政権も安定してきたからやがてソ連に統合された。
 緩衝地帯と言えば日本はロシアおよびその後のソ連との直接対決を避けるために朝鮮を併合した。その朝鮮の安定のために満州国を作った。いわばソ連とは二重の意味での緩衝地帯を設けたのだ。
 現在では北朝鮮は中国にとっての緩衝地帯だ。韓国があるいは西側が北朝鮮が崩壊させたら中国には良いことは何一つない。大量の難民が流入するし、直接西側と接することになるからだ。それが嫌なので北朝鮮への石油パイプラインを止めれば北朝鮮は1週間と持たないはずだがとどめを刺すことをしないのだ。
 さて日本は満州国を守るために、それを壊そうとする勢力と対峙する事になる。ソ連とはノモンハンで戦った。中国とは次第に南へと進出さらには中国大陸の奥へ奥へと軍を進めることになり補給線が延びすぎ兵站が思うように出来なくないのに更に進出をして、それを阻止する西側特にアメリカにまで戦いを挑んで負けたのがこのまえの戦争だったのだ。身の程知らずの戦いだった。
 ましてや北朝鮮。あまり自分の力を過信しない方が良い。このままでは自滅しかねない。でもこのところ比較的おとなしい。10月10日には何かやるのかな。

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