日清戦争をカネの面から見る。なにやらロスチャイルドの影が見え隠れする。

 1895年の日清戦争で敗れた清は、日本に賠償金として銀2億両を払うことになった。清はどうやって支払ったのだろうか。
 とにかく戦争はカネがかかる。自国通貨を刷ればいいというものではない。その当時最も流通していたカネあるいは金、銀の現物で払う必要がある。
 ネットで日本文化チャンネル桜の討論番組「世界を動かすものの正体」を見ていたら、興味深い資料が提示された。政治アナリスト片桐勇治氏の用意した資料に「支那外債種別一覧表」があった。大正時代に大蔵省が作成したもので、国立公文書館で誰でも閲覧できるものだという。
 それを見ると「日清戦争軍事費」の項目が2つあり、「上香銀行」とある。次に画面ではよく読めなかったのだが「賠償金」の文字がみえる項目が2つあり、こちらには「怡和洋行」とある、辞書で調べると「いわ」と読むようだ。
金額は双方とも分からない、貨幣の単位も分からない。
 ところで「上香銀行」とは「上海香港銀行」で今で言う「HSBC銀行」だ。「怡和洋行」はそのままでは分からないが、「ジャーディーン・マセソン」のことだという。
 清は戦費、賠償金共に外国の銀行から借金してたのだ。その銀行はいずれもロスチャイルド系だという。こうなるとなにやら世界の超財閥の手のひらで戦ったような気がしてくる。
 ところで清の賠償金、銀2億両は日本円に換算すると3億円に相当するという。これは当時の国家予算が8000万円だったと言うから3倍弱に当たる莫大な金額だ。
 実際の賠償金は銀ではなく当時の基軸通貨である英国通貨ポンドで支払われた。日本はそれをロンドンで保管した。これが一種の担保の働きをして、日露戦争の戦費調達の外債発行に寄与したらしい。
 先ほどの「怡和洋行」だが、主な業務はアヘンの密輸と茶のイギリスへの輸出だ。「上香銀行」はアヘンで稼いだカネをイギリスへ送金するために設立されたという。なおアヘン売買の決済は当時最も流通していた「スペインドル」で行われたということは前に書いたことがある。
 要するに汚いカネで財をなし、そのカネを清に貸し出しまた設けたのだ。清は少なくとも2回食い物にされたのだ。
 世界を影で操っているのはロスチャイルドだという陰謀説が現れては消え、消えては現れている。本当のことは分からないが、カネが重要な役割を担っていることは間違いないだろう。そうなるとやはり超大金持ちが怪しくなるのかな?とも思えてくる。

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