日本は韓国に抜かれた?BTS、映画、購買力平価、デジタル活用などで。だが、基本的な所では日本が優位。そもそも勝ち負けを言う方がオカシイのだ。そうほう良いものは良い、悪いものは悪いのだ。

 昨夕の朝日に「日本は韓国に抜かれたの?優劣競っている時間はない」と3年間韓国に勤務した朝日記者のコラムが載った。最近の例でもバイデン大統領のアジア訪問で今までならまず日本そして韓国の順なのに、韓国を先に訪れた。人気アイドルグループのBTSはホワイトハウスを訪れバイデン氏に会った。日本のグループ、そんなことは一度もなかったのにね。
 他にも韓国映画「パラサイト、半地下の家族」がアカデミー国際長編賞を受賞した。アカデミー賞とは関係ないが「愛の不時着」は日本でもNetflix人気ランキングから落ちない。
 これらはいわばエンタメなのでそういうこともあるだろうくらいに思っていれば良いが、2018年に購買力平価で日本は韓国に抜かれた。一部の韓国メディアでは「日本が韓国にG7の地位を奪われる日が来るかも」とか著名な経済学者の野口悠紀雄氏が雑誌に「日本の経済規模が韓国の半分になる」という趣旨の記事を書いたりしている。
 今回のコロナ騒動でも明らかになったのだが、デジタル活用で韓国は日本のずっと先を行っている、というよりは日本がずっと遅れていることが分かった。韓国では濃厚接触者との距離がある程度近くなると警告音で知らせるというが、日本では感染者データの集計を未だにファックスで送っていたりする、いつの時代のことだとため息がつく。
 このように韓国の躍進は目立つ、それは非常に喜ばしい。だが、韓国経済を率いるのはサムソンの半導体だが、それを作るのに不可決の素材、たとえばフッ化水素を国産化しようとしたが結局は純度が大きく違い日本からの輸入に頼らざるを得ないことを認めた。そもそも半導体そのものの製造には莫大な資本が必要で、日本のようなサラリーマン社長では思い切った投資は出来ないが、サムスンのワンマン社長イ・ゴンヒの強力な指導力で推進したのだ。導入当時は技術力がないので日本からは技術者が土日訪韓して指導したのだ。と過去のことを言っても始まらないが日本なしにあ成長できなかったのだ。
 日本が韓国に負けているという印象を埋め込んだのはマスコミの力も預かって大きい。韓国で何かが世界に認められると、それを我がことのように喜び多いに書き込む、あるテレビ局では人気アナが我が社ではハングルができないと出世できないとまで言っているくらいだ。ある意味で韓国寄りの報道が多い、特にには「慰安婦」、元「徴用工」などやたらに韓国側に立つ。もともと騒ぎになったのは日本のマスコミ朝日のせいで韓国側はこれは日本叩きに使えるとしたのだ。
 ところで昨日のコラムに韓国外国語大学のイ・チャンミン教授がこの日韓の逆転について冷静に語っている。「韓国は確かに順位を上げたが、今ではそれほどの成長はできてなく、むしろ日本の下落が激しい」という。日本の下落が激しい、同感だ。日本はバブル崩壊後ほとんど成長できていない、これは韓国がアジア経済危機以降、構造改革に力を入れたのに日本はそれをやらなかったからだ。
 またイ教授は「勝った負けたの言動は健全でない、韓国がイタリアを抜いたときはそれほど騒がなかった、台湾の1人当たりのGDPが韓国を抜きそうなのに何も言わない、これもおかしい」と指摘する。韓国の新聞を見ていると国際比較の表が良く出てくる、軍事費は、女性の社会進出はで韓国は何位、日本は?というように比較の対象は常に日本なのだ。
 イ教授は「日韓には時にはライバル、時には協力者という成熟した関係が必要だ。韓国はもっと日本を他国と同じように客観的にみる必要がある。日本は韓国を先進国の一員、パートナーとして認める必要がある」という。私は韓国が自分中心の独特の歴史観だけを重視し客観的に見ることが出来ない現状では、また歴代の政権が基盤が危うくなると日本叩きを主導するようでは先進国と認めることは出来ないが韓国が進んでいるところは素直に認めることにやぶさかではない。
 日本の教授でイ教授のように冷静に物事を見ることができる人物はたしてどれくらいいるか。こと韓国に係わるとすべて日本が悪いとする連中が多いのでないか、またマスコミも同様だろう。なぜ韓国に非がある場合でも韓国を非難しないのだろうか、さっぱり分からないのだが。
 日本で一番遅れているのは外国で流行の説を追う学者連中、マスコミ関係者ではないかな。


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