日米仏の共同訓練にオーストラリア海軍も加わるという。東アジア情勢はそれほど緊張しているのだ。

 今月11日から陸上自衛隊の霧島演習場、佐世保の相浦駐屯地そして九州西方海空域で日米仏の共同訓練が始まった。日米の共同訓練は珍しくないが今回は初めてフランスが加わる、それにオーストラリアの海軍も加わるという。訓練の目的は台湾や尖閣諸島周辺で活発な活動を繰り返す中国への牽制と離島防衛のためでそのために陸上と海上での訓練を行うのだ。
 中国は尖閣上陸の意図を隠そうともしない。そのため海警艇と称する実質的には軍艦を常時尖閣に貼り付けている。戦闘機も飛ばすし、潜水艦も近くにいるだろうし、必要となれば大漁船団を装って上陸するかも知れない。海が荒れたときには避難したとして居続けるつもりだろう。それに対して日本は何をしていない。このままでは中国に乗っ取られるだろう。
 だが、このように日本ばかりではなく日、米、仏、豪の4カ国が集結すれば少なくともその間は手出ししにくいだろう。だが、訓練が終わり他国が引き上げたらその後はどうなるかは神のみぞ知るだ。尖閣に上陸されたらその奪還はどうするかその訓練も入っているようだ。だが、一旦占拠されたら奪還は難しい、だからその前に日本は手を打たねばならないのに何もしていない。これで国は守れるのか。
 先ほどの米仏豪の他にもイギリスは虎の子の空母『クイーンエリザベス」を東アジアに派遣そしてドイツも戦艦を派遣するようだ。いわゆる自由主義陣営がまとまって中国に不当な侵出を阻もうとしているのだ。
 ところで万が一中国が尖閣に上陸し日本が奪還作戦を遂行するための法的根拠はあるのだろうか。専守防衛が基本だから日本からは手を出せないが果たしてそれでいいのだろうか。最初の一発を向こうが発射すればその後は反撃できるようにはなっているらしいが、憲法を文字通り解釈すればそれも違憲とならないのだろうか。
 また小競り合いであっても死者が出たらどうするのだ。正式な死者となるのだろうか。日頃の訓練中に亡くなる事だったあるだろう。それは毎年警察でも殉死者が出るのと同じだ。戦闘中に亡くなったら戦死者として扱われるのだろうか。
 こんなことを考えなければならないのは、憲法に問題があるからだ。世界中どこを見ても軍隊を持たない国はない。例外的な国もないではないがそれは例外中の例外で参考にはならない。
 その憲法だが、憲法改正の審議にも入っていない。ようやく憲法改正の国民投票法が衆院を通過したばかりだ。改正への道ははるかに遠い。ゴタゴタしているうちに中国に尖閣は乗っ取られてしまうがそれで良いのだろうか。尖閣の次は沖縄だ、そして台湾だ。尖閣問題は台湾問題でもあるのだ。そしていわゆる本土だ。日本には中国のシンパや内通者がゴロゴロしているようだ。
 今回の日米仏豪の共同訓練開始にこのような事を思った。



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