昔紅衛兵、現在白衛兵、絶大な権限が与えられている。彼らには一切抵抗できない。それもそのはず時の最高権力者の意向に逆らえるはずもないのだ。
今中国で最大の権力を握っているのは白衛兵だ。白衛兵とは軍隊でもなく一般人だが絶大な権力を握っている。それは第3期を突入した中国共産党の習近平国家主席のゼロコロナ政策を忠実に実行しているからだ。
白衛兵はコロナ対策用の白い防護服を着ている。頭からつま先まで真っ白だし、顔もすっぽり覆っていて目にはゴーグルが、そしてウイルス対策用のマスクを着用している。所々青のテープが見えるがそれは防護服を完全に覆うためのものだ。コロナは発生した当時、東京都の小池知事は備蓄用の防護服を中国に送ったが、あんなチャッチイものではない。完全防備服だ。
中国では至る所でPCR検査が行われている。検査を受けないと外にも出られないし、行き先も時間も制限されている。万が一感染者が見つかるとその住人がいる建物はもちろんその周辺も外へ出られなくなる。何日かの隔離期間が過ぎようという時に感染者が一人でも出るとまた何日かの隔離状態になる。
このゼロコロナ対策を最も忠実に実行したのは上海だ。そこの市長は李強で習近平の覚えがめざましく中国トップ7人の1人に選ばれた。中央政府での政策運営の経験がないのにいきなり習氏に次ぐ第2位に躍進、李克強の後を継いで首相にもなろうとしている。
上海でのコロナ封じ込めでは多くの市民が苦しんだ、死亡者も出たのだ、邦人2名の死亡も確認されている。だが市民の苦しみなどなど何のその、習主席の命令の方が優先するのだ。経済活動も停滞せざるを得ない。
コロナでの白衛兵はコロナゼロ政策の実行のためには何でもする、感染者のドアは釘で打ち付けられる、言うことを聞かなければ暴力を振るっても聞かせるようにする。さすがに文か第革命時の紅衛兵のように反発する者を町中引き回しはないようだが、それでも我が物顔に振る舞っている。
新型コロナの発生地は中国の武漢であることはほぼ間違いないだろう。当局は始めから封鎖政策をとり国民の移動を禁じた。その成果かどうかは分からないが世界中でコロナが蔓延しているのに中国だけは異常に少ない数字だった。もっとも誰もその数字を信じてはいない。コロナゼロは習近平氏のおかげだ流石大中国の指導者だと思わせたかったのだろう。それが最近になって中国でも流行りだした。ますまずゼロコロナ政策が厳しくなる。
中国の河南省鄭州市には世界最大のiPhone工場がある。従業員が20万人と言うから日本では中規模の都市全体が工場と言うことになる。そこで最近新型コロナが流行りだした。そこの出稼ぎ労働者がいま大量に脱出を図っている。封鎖される前に出ようというのだ。中国での生産はこのような予想もしない危険があるのだ。欧米の中国脱出に拍車がかかっている、日本もこれを機に日本回帰をはかるべきだ。
中国は皇帝の一言でがらりと変わる、習近平は3期目に入りますます皇帝を目指しているようだ。だが皇帝になるには国土を拡張しなければならない。そのため台湾侵攻を狙っていることは間違いなさそうだ。
ところでASEANの会議から習氏は香港に帰ってきた。出迎えた香港市長はなんとコロナに感染していたという。マスクもせずに習氏の隣に座っていたので、もしかすると習氏にも感染したかも知れない。だが大中国皇帝、コロナなど物ともしないだろう。感染したら皇帝の威厳にも関わりかねないな。
"昔紅衛兵、現在白衛兵、絶大な権限が与えられている。彼らには一切抵抗できない。それもそのはず時の最高権力者の意向に逆らえるはずもないのだ。" へのコメントを書く